2009年02月23日

オバマさんじゃダメなの?!

小早川です。

今日は、午後からセミナーに参加してきました。

NTTと沼津商工会議所主催で、「オバマ政権でどう変わるアメリカ」
~グローバル経済の行方~というタイトルで日高義樹さんが講演されました。

セミナーの内容が時流にマッチしていたせいか、月曜日の午後1時30分
という忙しい時間にもかかわらず、定員200名の会場は満員でした。

講演の内容は、
景気は経済だけで動くものではない、政治や戦争の要素も強く影響する
ということからはじまり、

オバマ政権は、アメリカの経済を回復させることができるのかということを
いくつかの視点からお話していただきました。

結果は、「NO」でした!!

この結論に到達するには、
・サブプライムローンは、アメリカの銀行・証券会社の詐欺行為
・ヨーロッパはもうアメリカを信用しない
・中国がアメリカの国債を買い続け下支えしている
・オバマ政権の特徴は、重要なポストは女性が占めている
・オバマ大統領の言動力になっているのは労働組合
・ブッシュ政権に対立して、テロリストを釈放したことがどうでるか
・アフガニスタンとの戦争は最も危険

等々いろいろな要因があっての結論でした。

それならば、アメリカの景気の回復を待っていられない日本はどうすべきか?

日高先生曰く、そこは、内需を拡大するしかないそうです。

どうやって内需を拡大するかというと、やはり農業だということですが・・・。

政治、経済について皆目無知の私には、かえって混乱するようなお話でしたが、

なんとなく勉強になりました。

日頃から、政治や経済に関心を持って、自分なりの考えを持っておかなければ、
と反省しました。


<昨日読んだ一冊>

「不況に克つ12の知恵」 松下幸之助著 PHP総合研究所

この本は、松下幸之助氏の肉声のCDつきで、税込500円という非常に
安価な設定になっています。

この度の”百年に一度の不況”にあたり、PHP社が松下幸之助氏の書籍
や発言から「不況に克つための考え方」を厳選して出版したもののようです。

表紙もカラーで松下幸之助氏の写真と、赤の背景に白抜きで
「不況に克つ12の知恵」のタイトルが記されており、インパクトがあります。

書店で平積みにされていたら、目立つし、安いし、購買意欲をそそりそうです。

内容的には、シンプルだけど大事なエッセンスが詰まっているという
印象です。

何度も何度も読み返して、経営の原理原則を学びたいと思った
一冊です。




 


Posted by aiai_mc at 19:33小早川 すみゑ