2010年05月21日
5人の幸せの追求
小早川です。
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司氏の
「活力ある企業のつくり方」という講演を拝聴する機会に恵まれました。
講演の中で、
「経営とは5人に対する使命と責任を果たすことを
実現するための活動」であるというお話がありました。
25年間の長きに亘り、好業績を維持している企業の共通項は
「5人の幸せを追求した企業」であるということです。
その5人とは、
①社員とその家族
②社外社員(下請け、協力工場など)とその家族
③顧客
④地域住民
⑤株主・関係者
であり、優先順位は①から⑤の順だそうです。
顧客第一主義を標榜する会社は多々あれど、
社員の幸せが一番大事だと考え、
それを実践している会社は少ないのではないでしょうか?
弊社の顧問先の企業様で、
リーマンショック以降の急激な受注減の厳しい状況の中、
「一人も解雇にしない。社員の生活を守る」と
断言された社長様がいらっしゃいます。
仕事がない日は、みんなで社内の床をピカピカに磨きあげて、
気持ちが落ち込まないようにしていたようです。
一人も解雇せずに、
社員全員で気持ちを明るく持って5Sを徹底していたら、
不思議なことにいろいろなご縁が生まれ、
仕事が舞い込んできたと社長様がおっしゃていました。
今期は黒字決算だったそうです。
正に本日の講演の内容を体現されている企業ではないかと思います。
仕事柄、いろいろな企業の労使関係をみていますが、
やはり社員を大事にしている企業は業績が伸びている気がします。
今日の講演は、社会保険労務士という仕事柄非常に参考になると同時に
自らの経営においても身につまされるものがありました。
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司氏の
「活力ある企業のつくり方」という講演を拝聴する機会に恵まれました。
講演の中で、
「経営とは5人に対する使命と責任を果たすことを
実現するための活動」であるというお話がありました。
25年間の長きに亘り、好業績を維持している企業の共通項は
「5人の幸せを追求した企業」であるということです。
その5人とは、
①社員とその家族
②社外社員(下請け、協力工場など)とその家族
③顧客
④地域住民
⑤株主・関係者
であり、優先順位は①から⑤の順だそうです。
顧客第一主義を標榜する会社は多々あれど、
社員の幸せが一番大事だと考え、
それを実践している会社は少ないのではないでしょうか?
弊社の顧問先の企業様で、
リーマンショック以降の急激な受注減の厳しい状況の中、
「一人も解雇にしない。社員の生活を守る」と
断言された社長様がいらっしゃいます。
仕事がない日は、みんなで社内の床をピカピカに磨きあげて、
気持ちが落ち込まないようにしていたようです。
一人も解雇せずに、
社員全員で気持ちを明るく持って5Sを徹底していたら、
不思議なことにいろいろなご縁が生まれ、
仕事が舞い込んできたと社長様がおっしゃていました。
今期は黒字決算だったそうです。
正に本日の講演の内容を体現されている企業ではないかと思います。
仕事柄、いろいろな企業の労使関係をみていますが、
やはり社員を大事にしている企業は業績が伸びている気がします。
今日の講演は、社会保険労務士という仕事柄非常に参考になると同時に
自らの経営においても身につまされるものがありました。
2010年05月21日
活力ある企業
西尾です。
ここ最近、社長が受けている企業様から相談の内容を
聞いてみますと、心苦しい内容が多いように感じます。
簡単に言ってしまうと労使トラブルです。
辞めた従業員が会社を相手に訴えたなど
殺伐としたものを感じます。
そんな中、今日は「活力ある企業のつくり方」という題目で
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である
坂本光司さんの講演を聴く機会をいただきました。
この不況であっても関係なく業績を伸ばしている
素晴らしい会社を紹介していました。
その中でも、ある旅館の経営者の言葉が印象に残りました。
その地方で地震が起きたとき、その周辺旅館は
膨大な損害を被り、一時帰休や希望退職、リストラを
行ったそうです。
しかし、ある一軒の旅館の経営者の方は
全社員を集めて「絶対一人も辞めさせない」と
宣言したそうです。
それを聴いて、従業員はみんな”真っ赤に燃えた”
そうです。
苦しい中、人件費を削減して少しでも会社の負担が
軽くなるように、リストラをするのはやむを得ないことと思います。
しかし、それをせずに、社員の幸せを守るため
その経営者の方はそう宣言したのだと思います。
とても感銘を受けました。
社員と会社(経営者)との気持ちが沈むようなトラブルが
増えている反面、会社と社員が良い関係の下に一致団結して
会社を盛り立てている、とても素晴らしい会社が
この世の中にもあるということを思うと
少しほっとしました。
ここ最近、社長が受けている企業様から相談の内容を
聞いてみますと、心苦しい内容が多いように感じます。
簡単に言ってしまうと労使トラブルです。
辞めた従業員が会社を相手に訴えたなど
殺伐としたものを感じます。
そんな中、今日は「活力ある企業のつくり方」という題目で
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である
坂本光司さんの講演を聴く機会をいただきました。
この不況であっても関係なく業績を伸ばしている
素晴らしい会社を紹介していました。
その中でも、ある旅館の経営者の言葉が印象に残りました。
その地方で地震が起きたとき、その周辺旅館は
膨大な損害を被り、一時帰休や希望退職、リストラを
行ったそうです。
しかし、ある一軒の旅館の経営者の方は
全社員を集めて「絶対一人も辞めさせない」と
宣言したそうです。
それを聴いて、従業員はみんな”真っ赤に燃えた”
そうです。
苦しい中、人件費を削減して少しでも会社の負担が
軽くなるように、リストラをするのはやむを得ないことと思います。
しかし、それをせずに、社員の幸せを守るため
その経営者の方はそう宣言したのだと思います。
とても感銘を受けました。
社員と会社(経営者)との気持ちが沈むようなトラブルが
増えている反面、会社と社員が良い関係の下に一致団結して
会社を盛り立てている、とても素晴らしい会社が
この世の中にもあるということを思うと
少しほっとしました。