2011年12月29日

認めて伸ばす

小早川です。

高校1年生の長男は、小学校2年生から柔道を続けています。

高校の部活でも柔道をやっていますが、
体重100㎏の巨漢のわりには、気が弱く、
大会等での成績もパッとしません。

先日、学校で2泊3日の冬休みの合宿があり、
県内のあまり強豪ではない10校程の高校が集まったようです。

練習の中で他校の先生と乱取りをしていただく機会があり、
その先生から、
「おまえは、絶対に強くなる。未完の大器だ。頑張れ!」
と褒めていただたようです。

長男はこれまでにも、お世辞でいろいろな方から褒めていただいた
ことはあると思いますし、親である夫や私も常に激励していたのですが、
なかなかやる気モードにならない状況でした。

しかし、思いもよらず他校の先生から認められたことで、
「やる気のスイッチ」が入ったようです。

「俺、これからは練習でも手を抜かずに頑張って強くなる!!」
と申しておりました。

人は根源的な欲求として、「認められたい」と常に思っています。

何かの本に「人は期待された通りになる」というようなことが
書いてありましたが、
相手から肯定され、期待されることで、
その期待に応えようとして、おのずと頑張るのかもしれません。

子育てや人間関係に悩むことがありますが、
相手を認めるということが基本だと改めて考えさせられました。

私自身も、常に人から認められたい、褒められたいと心の片隅で
思っている自分がいます。

上手に相手を認めながら、
よい人間関係を築き、お互いに成長していきたいものです。

 


Posted by aiai_mc at 07:50小早川 すみゑ