1,700円の価値
小早川です。
次男の右手薬指の怪我で、毎日病院に傷口の消毒に通っています。
今朝も出勤時間を少し遅らせて、朝一番で病院に行ってきました。
無邪気な次男の顔をみていると、怒る気にもなれなくて・・・。
今回、次男の通院で勉強になった出来事を書きます。
ケガの処置をして下さった、とても信頼しているかかりつけ医が祝日と日曜
休診だったため、やむなく、救急当番医で傷口の消毒をお願いしました。
2つの外科医院で消毒の処置を受けたのですが、
救急外来で、かかりつけじゃないし、大丈夫かな?と不安で一杯でした。
1件目は、まさに消化するだけの仕事で、簡単に消毒しておしまい。
2件目は、たかが消毒ですが、とても時間をかけて丁寧に処置してくれました。
細かくいろいろアドバイスもいただき、次男も納得したようです。
全く同じ診療報酬の点数で、支払った金額は同額でした。
小学4年生の次男いわく
「同じ1,700円なのに価値が違うね。今日は、1,700円払ってももったいなく
なかったよ。(払ったのは私ですが・・・)
やっぱり、人の痛みがわかるお医者さんや看護婦さんがいいよね。」
2件目の医院では、爪をはがしてあまりにも痛がる次男に対し、
出来る限りのことをして痛みを和らげてあげようという気持ちが
伝わってきました。
”人”が相手の仕事というのは、相手の気持ちになって、
心のこもった仕事をすることが大切なんだなと、
とても勉強になった一件でした。
普段、効率や業績の数値のことを重視して考えがちですが、
改めて自分の仕事に置き換えてみると、
何が大切なのかわかった気がします。
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