小早川です。
明日土曜日は、顧問先のクリニック様の新卒者採用の面接に同席させて
いただくことになっています。
こちらのクリニックでは、昨年新規開業した際に、
受付事務4名中の3名を新卒者を雇用しました。
そして、来年度も新卒者を採用する予定です。
「最近の若者は・・・。」
という若年者雇用に慎重な意見をいろいろな企業で聞きますが、
こちらのクリニックでは、よい意味で想定外の成果があがっています。
新卒者の3名は素直で真面目に業務に取り組んでくれ、
今ではクリニックになくてはならない重要な役割を果たしてくれているようです。
若年者雇用とその後のキャリア形成が上手く機能したケースだと思います。
以前、「県政さわやかミーティング」に参加させていただいた時のこと、
参加された中小企業経営者が一様におっしゃっていたのが、
「最近の若者、ゆとり世代は権利意識が高く、仕事に対する意識が低い」
ということでした。
新卒を採用してもすぐにやめてしまう。育たない。
不況下で即戦力にならない新卒を雇用するのは難しい。
中小企業では、即戦力になる中途採用の方が向いている。
そんな厳しい意見を多く聞きました。
内閣府の調査データによると、
一昨年の春、大学や専門学校を卒業して就職した人は569,000人、
この内199,000人はすでに仕事を辞めていました。
さらに、卒業しても無職だったりアルバイトなどをしていた人は140,000人、
さらに、中退した67,000人を加えるとおよそ2人に1人にあたる52%が
就職しなかったり早期に会社を辞めているそうです。
高校卒業者は、なんと3人に2人に当る68%が就職できなかったり、
辞めていたりで、
「大卒者で半分、高卒者で3分の2が失業状態」
というのが日本の若年者雇用の実態です。
このような状況で日本の将来を担う若年者のキャリア形成は
一体どうなってしまうのかとても不安です。
国内産業の空洞化、非正規雇用へのシフト、超高齢化社会の到来等、
構造的な問題もありますし、学校教育の問題も関係していると思います。
高校生と中学生の子供を持つ母親としては、
自分の子供には仕事を通じて社会に貢献にできる人間になって欲しいと
切望しています。