法改正セミナー
小早川です。
昨日は、沼津卸商社様主催の「労務管理セミナー」において
講師を務めさせていただきました。
テーマは「最新法改正情報と企業の実務対応」でした。
今年は、労働法関連の法改正がいくつかありました。
その中でも、
・改正高齢者雇用安定法【平成25年4月1日施行】
・改正労働契約法【平成25年4月1日施行(一部8月10日の公布日より施行済】
・改正労働者派遣法【平成24年10月1日施行】
の3つの法改正を中心に、具体的な改正点のポイント、
企業への影響と実務対応についてお話させていただきました。
その他にも健康保険法・厚生年金法の改正や
既に7月1日より全面施行されている育児介護休業法の改正についても
確認させていただきました。
ちょうど午後の眠い時間でしたし、堅苦しい内容でしたので、
参加者の方は睡魔との戦いだったかもしれません。
ちょっと申し訳なかったなと反省です。
厳しい経済環境の中で、労務管理の面でもますます企業への規制が
厳しくなり、人を雇用して経営していくのは大変な時代だなと
改めて感じます。
いろいろな経営者の方から、
「できれば人を雇用しないでできるビジネスをしたいよ。」
という声をよく聞きます。
働く人の意識も変わり、会社への帰属意識やロイヤリティが低く、
権利意識の高い従業員が多くなってやりにくいと嘆く経営者の方もいます。
そんな中でも、法令を順守しながら、従業員の方とベクトルを合わせ、
着実に利益を上げている会社もあります。
外部環境のせいにするのではなく、一定の制約の中でも、
事業の目的を果たすために、従業員と一体になって工夫や努力を重ねていく
姿勢が大切かなと、我が身を振り返って考えました。
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