年収600万円が女性自立の基準?!

aiai_mc

2009年02月25日 18:30

小早川です。

昨日から、あることがきっかけで女性の自立について考えています。

勝間和代さんの熱烈ファンである私は、彼女の著書を何冊か読み進めるうちに、

昨年、「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」という本を読んだ

のですが、その中で女性が経済的に自立するためには、最低600万円の

年収が必要であるという箇所に釘付けになったことを思い出しました。
(ちなみに男性の場合は、1,000万円だそうです。)

年収600万円というと男性ならば、ある程度の会社である程度のポジションを

キープしていれば比較的簡単に手にすることができる金額ですが、女性の場合、

単なる事務的な業務をやっているだけでは、決して手が届かない金額です。

「男女雇用機会均等法」など法律は除々に整備されてきていますが、

日本では女性の管理職の比率もまだまだ低いのも現状です。

女性の場合、結婚や出産・育児が仕事を継続しキャリアアップする上では、

足枷になるのも事実です。

社労士事務所を開業して2年半、私自身が、勝間和代さんが提唱する

インディペンデントな生き方を実践するだけの年収には届かないのが現実ですが、

夢は大きく、将来的には事務所で働いてくれるスタッフに対しても、

経済的な自立が出来るだけの十分な給与を支払えるだけの経営基盤を

築きたいと切実に思いました。

まだまだ駆け出しの社労士事務所ですが、西尾、宍倉と女性3名で

力を合わせて成長する中で、それぞれが経済的に自立できるだけの対価を

生み出せるような企業に発展するよう頑張りたいと思います。



<昨日読んだ本>

「賃下げ・首切り・借金切りまとめてご指導します」  木全 美千男著

社労士の業務に関連があるため読んだ本ですが、

この不況下、雇用調整等を考えている経営者の方にはお薦めの一冊です。

内容は項目毎にわかりやすく分類されていて、

自分に必要な内容だけでも調べやすい構成です。

タイトルは過激ですが、内容的は基本的には法令遵守です。

机上論だけでなく、「企業を存続させるためには」という観点から現実的に

書かれており、中小企業経営者に読んでいただきたい本です。







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