正社員1名に70名の応募者が殺到!
小早川です。
明日はいよいよ長男の高校受験の日です。
本人より母親の私の方が緊張している今日この頃、
でも、できることといったら、当日の送迎とお弁当作りぐらいです。
あとは本人の頑張り次第、頑張れ!!
当たり前のことですが、自分の子供はかわいい!!
なんとか、大学進学に有利な高校へ行かせ、なるべく有名大学へ、
そして安定した企業へ就職して欲しいというのが正直な親心です。
しかし、最近の新卒者の内定状況をみていると惨憺たる気持ちになります。
弊社で、新規開業のクリニックの求人募集のサポート業務をさせて
いただいておりますが、受付業務の正社員1名の応募枠に70名以上の
応募者が殺到するという驚くべき状況を目の当たりにしました。
その中に新卒者の応募もかなりあるのです。
この時期になってまだ内定をとれていない学生の方が応募してくる
のです。
大学・短大・専門学校・高校生のいずれも応募がありました。
中には、有名大学を卒業見込みの方も何名かおり、
新卒の就職状況の厳しさを実感させられました。
子を持つ親の立場として、苦労して高校受験・大学受験と乗り切り、
なんとか大学に進学させたものの、就職先がない。
その辛さがとてもよく理解できます。
ハローワークなどでは、基本的に本人の希望があれば紹介するのだと
思いますが、今回のケースのように競争率が70倍以上のところに
応募しても採用されるのはたった1名だけです。
採用のミスマッチという言葉もよく耳にしますが、
中小企業では優秀な人材を求めている企業もありますが、
なかなか上手く結びつけができないのが現状であり、
それを改善する効果的な方法もないのだと思います。
2月1日から
3年以内既卒者に関する3つの奨励金が
平成22年度の新卒者にも適用されることになりました。
(平成22年度限りの時限立法です)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/14c_1.pdf
助成金ありきの採用では本末転倒ですが、
是非この制度を上手く活用して、
日本の将来を担う若者を採用する企業が少しでも増えてくれれば
よいなと思います。
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