雑誌の付録
小早川です。
今朝の日経にも載っていましたが、最近の女性のファッション雑誌の
付録の豪華さには目を見張るものがあります。
トートバッグやポーチなどが、700円前後の雑誌の付録として
漏れなく付いてくるのです。
この付録、その昔私がよく購入していた「りぼん」や「なかよし」
の付録とは訳が違います。
かなりクオリティーが高いのです。
日経では、「雑誌が売れて、バッグが売れず・・・」というような
ことを書いてありましたが、
メインのバッグとして持つには抵抗があっても、お弁当を入れたり、
メインのバッグに入りきれない物を入れるセカンドバッグとしては
十分です。
書店やコンビニのファッション雑誌のコーナーには、
付録が挟み込まれた雑誌が所狭しと陳列されています。
少し前までは、雑誌の価値だけで数百円を支払っていましたが、
今は、豪華な付録がついて数百円。
では、もともとの雑誌の価格って何だったの?
という気持ちになります。
これって、以前マクドナルドがハンバーガーを平日65円とかで
売り出した時の気持ちと似ています。
マクドナルドはその後、低価格路線から脱出を図りましたが・・・。
雑誌の付録は、これまでの既成概念として持っていたモノの価値と
価格の関係を大きく崩す象徴的な現象かなと思います。
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