小早川です。
先日、小学校6年生の次男のミニバスケットボールの公式戦が
行なわれました。
年に数回しかないとても重要な試合です。
当日、緊張のあまりかチーム全体に覇気がなく、動きも鈍く、
第一試合には勝ったものの後味の悪い試合でした。
試合後、控え室が説教部屋に・・・。
コーチと子供達だけで密室の中で、かなり厳しい指導が行なわれた
ようです。
特に、次男は全く動きが緩慢でヤル気が見られず、最も厳しく叱責
されたようで、半泣き状態で控え室でうなだれていました。
「そこまで厳しく指導しなくても、たかがスポーツ少年団の
ミニバスケットボールじゃないか。もっと子供達がのびのびと
プレーできるよう褒めて指導してくれてもよいのに・・・」
と母親である私は、甘く考えていました。
その後、第二試合では、地域で実力№1のチームと対戦し、
惜敗しましたが、内容的には最初の試合とは見違えるような
ものでした。
試合後、コーチから保護者に対し説明がありました。
「昨年は6年生の数も少なく、上を目指せるチームではなかったので、
厳しく指導することはできなかった。
でも今年は、6年生の数も多く、能力的にも十分に上位を狙える
チームである。だからあえて厳しく指導している。
また、県大会出場を目指すのか、何を目指すのかチームで明確に
目標を意識し、共有することが大事である。
そして、スポーツは勝ちにこだわることがとても大事である。」
コーチからの説明を聞いてなるほどと納得できました。
会社の組織もスポーツ少年団も基本は同じです。
どこを目指すかによって、求められるものも変わってきます。
高いところを目指すならば、それだけ練習も、試合でも厳しい
ものを求められます。
また、目標を明確に設定し、それに向けてチームが一丸となって
立ち向かっていく。
会社の組織も同じです。
自分の会社がどこを目指すのかの目的、達成すべき具体的な目標、
そして会社が生き残っていくためには、勝ち続けることが絶対条件なのです。
子供はどこまでわかっているかどうかですが、
少年時代にスポーツを通じて、そういったことを経験できるのは、
とても幸せだと思います。
私も、改めて勉強させていただきました。