小早川です。
今日、顧問先の飲食店を経営されている社長から伺ったお話です。
その飲食店は静岡県東部地区でプロゴルフの大会があったりすると、
プロのゴルファーの方がよく立ち寄るお店だそうです。
以前、女子プロゴルファーのMさんがお店を訪れたそうですが、
Mさんは非常に横柄で、両脇に男性をはべらせて、
社長が話しかけても態度がよろしくなかったそうです。
そのMさん、少し前にマスコミでも報道されていましたが、
試合中、プレーの遅延で審判から注意され、
とても反抗的な態度をとり、失格になりました。
社長曰く、
「彼女は、絶対何か問題を起こすと思っていたよ」
やはり、日頃の人間性や態度が試合にもおのずと出てしまうんですね。
それと対比するように、石川遼くんに関するエピソードも
披露してくださいました。
御殿場のあるゴルフ場で、明日は試合という日です。
初秋で日とっぷりと暮れて、他の選手は食事に行ったり、
自宅に帰った誰もいない真っ暗なコースの中、
遼くんはたったひとりだけ残って、お父さんが懐中電灯で照らす光を
頼りに真っ暗な中でひたすら練習を続けていたというのです。
ゴルフ場の方が恐縮して、「レストランを開けさせましょうか?」
と言うと、お父さんが「コンビニのおにぎりがあるから大丈夫です」
とおっしゃったそうです。
お父さんは、片手に懐中電灯、片手におにぎりの入ったコンビにの
袋を持って、遼くんの練習に付き合っていたとのことです。
顧問先の社長いわく、
「若さと技術、そしてあれだけ努力する遼くんには誰も勝てない!
昨年は賞金総額1億円を超え、多少の驕りがあってもと思いきや、
遼くんは本当に謙虚で努力家だということです。
体調やコンディションもあるので、常勝とはいえませんが、
遼くんが素晴らしい結果を出せる理由がわかった気がします。
スポーツにおいても、人間性は非常に重要なんですね。
勉強になりした。