褒めて欲しい子供の気持ち
小早川です。
中学2年生の長男、テストが終わると学校から「テスト個表」という結果表を
持ち帰ります。
各教科毎の点数、平均点、順位などが記されたカードで、
保護者がコメントを書いて学校へ提出します。
私がコメントを記載していると、長男が一言、
「ママって、絶対に褒めてくれたことないよね。
いつも、あそこがダメ、ココがだめ、もっと頑張って欲しいって書いてある。
僕なりに頑張っているのに・・・。
たまには褒めて欲しい。」
確かに・・・。
一度も褒めてあげたことがなかった私。
長男は決して優秀とはいえず、家ではほとんど勉強しませんが、
週3回の塾通いは毎回休まず、彼なりに頑張っているのです。
上を見ればキリがなく、もっと、もっと、と欲が出ます。
これからの時代、優秀な大学を卒業して、一流企業に入ることが幸せに繋がる
ともいえないと思います。
でも、親としては出来るだけ、有利な人生のスタートを切って欲しい。
大人になったら、社会の役に立つ人間となれるよう、その礎を築いて欲しい。
そんな気持ちが、「もっともっと頑張れ」の連呼になってしまっています。
でも、子供にしてみたら、いくら頑張っても認められない
そんなやるせない気持ちになっているのでしょう。
頑張っているところはしっかりと認めて褒めてあげることが大切だなと
痛感させられた子供の一言でした。
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