向井蘭弁護士先生から労働組合対策を学ぶ
小早川です。
今日は、社会保険労務士会の必須研修会でした。
「労働組合対策実務」というテーマで弁護士の向井蘭先生の講義がありました。
向井先生は、労働組合対策に特化された数少ない弁護士の先生です。
先生には、以前、弊社のクライアントの案件で大変お世話になりました。
最近、この労働組合問題というのは増加傾向にあります。
以前のように企業内労働組合ではなく、1人からでも加入できる過激な合同
労組に従業員が加入し、残業問題や解雇の問題などで合同労組から
団体交渉を要求されるケースが急増しているようです。
従業員が、合同労組に加入した場合、会社としては非常に対応が難しく、
金銭的、時間的、労力的にも大きな負担を強いられることになります。
本日の講座では、合同労組への対応の仕方など、特別に気を付けなければ
いけない点等を丁寧に教えていただき、非常に勉強になりました。
顧問先等の経営者の方のお話を聞くと、最近は義務は果さず、権利のみを
主張する従業員が増えているとのことです。
日頃から、従業員と良好なコミュニケーションを心掛けるというのが基本ですが、
それだけでは、対処できない難しい時代になっているのかもしれません。
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