社長の車はフィット
小早川です。
顧問先のお客様のところへ伺った際のお話です。
そちらの企業の社長様は、昨年、会社の存続を掛けた厳しい状況の中で
自ら社長になることを志願して以来、必死で会社を再建されてきた方です。
リーマンショック以降、業界全体の業績が落ち込む中、社長の徹底したトップ
営業と従業員の皆さんの頑張りで、厳しい業界の中でかなり健闘されています。
「あともうひと頑張りすれば、なんとか、そこそこの決算の数字が出そうです。」
ほっとした表情で語ってくださいました。
前向きに、あの手この手とやるべきことを着実に行った結果なのだと思います。
こんなことを言ったらとても失礼ですが、就任当時は、何となく頼りない印象を
受けた社長様ですが、今日お会いしたら、言葉の端々に自信が感じられ、
とても貫禄がついた感があります。
「最近、車買ったけどフィットですよ。従業員の方がよっぽどいい車乗ってますよ。」
と笑う社長様。
またまだ厳しい経営環境の中、”車”は利益を生まないので、無駄な経費を使わない
という点では、素晴らしい選択だと思います。
前向きに努力されている社長様から、元気をいただいた気がします。
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