荒行
小早川です。
今日は、船井総研の経営戦略セミナーを受講してきました。
東京国際フォーラムで行われたセミナーは、約600名以上の方が受講されて
いました。
船井幸雄氏が講演されることになっていたので、非常に楽しみにしていた
のですが、体調不良のため、残念ながら挨拶だけで降壇されました。
9時から17時の間に5名の講師の方の講話を拝聴しましたが、
一番印象に残っているのは、塩沼亮潤氏のお話でした。
この方は、毎日48キロの山道を千日歩き続ける荒行を満行された
修験者です。
途中で行を中断せざるを得ない場合は、携帯している短刀で割腹自殺を
しなければならないという厳しいルールの中、
血尿や脱水症状など死と隣合わせの状況下、
千日に渡り毎日48キロの山道を歩き続けたというお話に
圧倒されてしましました。
そんな荒行を成し遂げたにも関らず、非常に穏やかや表情と語り口に
霊性を感じました。
京セラの稲盛氏の著書の中に、荒行に挑戦することはなかなかできないが、
日々の経営や仕事をしていくこと自体が修行である。
真剣に経営や仕事に取り組み、様々な困難を乗り越え前進していく中に
学びがある。
というようなことが書かれていました。
私も、実際に荒行をすることは出来ませんが、
今おかれている環境の中で、どんな困難があっても決してあきらめず、
挑戦しつづけることで、人間として成長していきたいなと思いました。
非常に有意義なセミナーでした。
関連記事