小早川です。
今や、メールはコミュニケーションツールとして不可欠なものとなっています。
ビジネスシーン、プライベートを問わずいえることです。
最近、私が感じるのは、メールならではの便利さと不快さです。
メールでのコミュニケーションは非常に難しいと痛感しています。
メールは相手のダイレクトな反応を気にせずに、一方的に自分のメッセージを
送りつけることができるので、使い方を間違えると相手に迷惑を掛けることに
なります。
以前、何かの本で、
「電話で相手の時間を拘束するのは失礼である。
メールならば、時間を気にせずに相手が都合がよい時に対応できるので
要件はメールで送った方がよい」
というコメントを読んだことがあります。
その時は、なるほどなと感心し、
忙しそうな相手に対しては、メールでの連絡を多用していた時期もあります。
でも、遅ればせながら、最近、必ずしもそうではないなと気がつきました。
仕事柄、いろいろな方からご相談をいただくことが多々有ります。
例えば、回答するのに、調べなければわからないような重要な内容を
メールで送りつけてきて、一方的に回答を迫られるような場合もあります。
中には、要件をメールで書いた上で、電話連絡下さい。
と、こちらからの連絡を強要するようなメールをいただくこともあります。
それが、報酬をきちんといただいているお客様であれば、
きちんと丁寧に対応するのが当然だと思いますので、
そのあたりの対応はきちんとするように心掛けています。
でも、少しだけ知り合いのような方から、一方的なご相談のメールを
いただくと対応に困ってしまいます。
私の性格上、お断りも出来ず、手抜きも出来ず
自分に出来る範囲で、丁重に対応させていただいています。
直接お電話をいただければ、こちらが受ける随分印象も変わると思うのですが・・・。
自分自身を振りかえってみると、自分も同じことしてた気がします。
やはり、メールなら直接だと依頼しずらいことも、一方的にメッセージとして
送ることができるので、とても楽なのです。
これからは、メールのエチケット、きちんとわきまえないといけないなと
改めて反省しました。
自分が一番失礼なことをしていたかもしれませんね。