忍び寄る不況の影
小早川です。
この2週間ほどの間、「中小企業緊急雇用安定助成金」に関するお問合せを
数多くいただいています。
先日は、他の社労士事務所さんでお断りされたという企業様からご相談を
いただき、就業規則の作成から始めて2週間程度でなんとか
計画申請にこぎつけたケースもありました。
今日も、スポットで1件ご相談をいただきました。
自動車関連の下請けの企業などの、緊急を要する申請が一段落し、
申請が他業種の企業にも及んできたのかなという印象を受けています。
先週の24日、ハローワーク沼津の管轄内の「中小企業緊急雇用安定助成金」
の申請件数を聞いたところ、その時点で340件を超えているということでした。
短期間で、これまでに類をみない凄まじい申請件数だと思います。
実際には、繁忙期には出来なかった教育訓練を行う良い機会だとして、
意図的に休業して教育訓練を行う企業もあるようですが、
いずれにしても、業績悪化要件を満たさないと受給できない助成金です。
雇用情勢の悪化を実感せざる得ない最近の傾向です。
昨年末から、支給要件も段階的に緩和され、申請しやすくなっています。
小規模事業所では就業規則がないから、
労働条件が整っていないからと申請を諦めるケースが多いようです。
自己判断で諦めてしまう前に是非、一度ご相談下さい。
私共でもお役に立てることがあるかもしれません。
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